本日は「体調が良いときに作り、体調が悪いときに使う「とんかつ」の作り方をご紹介いたします。
精神疾患を患うと、体調に波があり体調が良い日や良い時間もあれば、物凄く体調が悪くて何もできないときってありますよね…。
今日は精神疾患の症状が比較的良いときに、簡単に下ごしらえしておくだけで、後々体調が辛いときに、揚げるだけで済むようにできるレシピをご紹介いたします。
食べごたえもありますので、是非お試しいただけると幸いに存じます。
後半に「とんかつの詳細なcal(熱量)や栄養素等」などにつきましても、記載させていただこうと思います。
では早速、作り方のご説明をさせていただきます。
・【材料】(2人分)
・豚ロースとんかつ用 | :2枚(223g) |
・小麦粉 | :大さじ2 |
・卵 | :1個 |
・塩 | :少々 |
・コショウ | :少々 |
・パン粉 | :大さじ6 |
※作る量を少なくする場合、材料を調整してください。
【例】全ての材料を1/2にすると約1人分作れる量になります。
・下ごしらえ
1.豚ロース肉(2枚(223g))をまな板の上に載せる。
2.1の豚肉の筋切りを行う。
※筋切りを行う理由は「肉が縮むのを防げる」「肉を噛み切りやすくなる」また、味が入りやすくなる場合もあるため行います。
3.筋切りした豚肉の両面を包丁で軽くたたく。
※この処理でお肉が柔らかくなる効果があります。
4.3の豚肉の両面に、塩・コショウをかける。
5.4の豚肉に小麦粉をまぶし、両手で叩くようにして余分な小麦粉を落としておく。
6.豚肉が入っていた容器に、卵(1個)を入れてよく混ぜておく。
※豚肉が入っていた容器を使うことで、洗い物を減らすことができます。
7.6の卵に5の豚肉をよく絡める。
8.7の卵を絡めた豚肉にパン粉をまぶす。
9.8のパン粉をまぶした豚肉をラップで包む。
10.9のラップに包んだ豚肉を保存バックに入れて、なるべく空気を抜く。
11.形を崩さぬよう冷凍庫に入れれば完了です。
※約1ヶ月持ちますので、体調が思わしくない時にご活用ください。
・とんかつについての歴史や経緯について。
今回は体調が良いときに作り、体調が悪いときに使う「とんかつ」の作り方をご紹介いたしましたが、「とんかつの歴史」について「ところで、何気なく食べてるとんかつって、どういう歴史があるのかなぁ?」と疑問に思い調べてみましたのでお話させていただきます。
家族に作って食べてる時、お話のネタとして面白いかと思いますのでお付き合いいただけると幸いです。
・とんかつの歴史について。
1899年(明治32年)に洋食店において「ポークカツレツ」というトンカツに通じる名称で豚肉をディープ・フライで揚げるという調理方法が見られたそうです。
そして1929年(昭和4年)の洋食店で現在のトンカツと同様の調理方法が登場したそうです。
ここからがとんかつの発祥とされることが多いが、「トンカツ」という名称は屋台料理などですでに存在しており、未だ発祥店を特定するのは困難であるそうです。
・とんかつから採れる栄養素について。
とんかつ一食あたりには、下記の栄養素が含まれております。
三大栄養素 | ミネラル | ビタミン | |||||
タンパク質 | 21.4g | ナトリウム | 312.12mg | ビタミンA | 14.99μg | ||
脂質 | 36.33g | カリウム | 334.6mg | ビタミンC | 1mg | ||
炭水化物 | 8.57g | カルシウム | 10.55mg | ビタミンD | 0.22μg | ||
マグネシウム | 25.83mg | ビタミンE | 2.45mg | ||||
リン | 202.8mg | ビタミンK | 30.98μg | ||||
鉄 | 0.52mg | ビタミンB1 | 0.71mg | ||||
亜鉛 | 1.75mg | ビタミンB2 | 0.17mg | ||||
銅 | 0.07mg | ビタミンB6 | 0.32mg | ||||
マンガン | 0.08mg | ビタミンB12 | 0.35μg | ||||
ヨウ素 | 1.97μg | ナイアシン | 7.44mg | ||||
セレン | 23.16μg | 葉酸 | 7.36μg | ||||
クロム | 3.12μg | パントテン酸 | 1.13mg | ||||
モリブデン | 1.02μg | ビオチン | 5.28μg |
※調理過程におけるビタミン・ミネラル含有量の損失については考慮されていません。
・とんかつのcal(熱量)について。
とんかつ(2人分)のcal(熱量)
・豚ロースとんかつ用 | :2枚(223g) | 586.5kcal |
・小麦粉 | :大さじ2 | 78.7kcal |
・卵 | :1個 | 91kcal |
・塩 | :少々 | 0.0kcal |
・コショウ | :少々 | 3.5kcal |
・パン粉 | :大さじ6 | 66.0kcal |
・油吸収率約15% | :33.5g | 308.5kcal |
合計 | 1134.2kcal |
上記結果から、
・2人分当たりの総cal(熱量)数は約1134.2kcal
・1人分当たりの総cal(熱量)数は約567.1kcal
ということが解りました。
吸収率の関係でcal(熱量)が高めですよね…。
ダイエットで食べれる場合、衣に少量の油をかけてトースターで焼いた方が良さそうですね…
今回は少量の油(両面で小さじ1・約37kcal)で揚げ焼きにしたと想定して、一番シビアなcal(熱量)を基に、1食当たりのcal(熱量)数を考えてみます。
女性=1日に必要なcal(熱量)1650kcal÷3食=約550kcal
男性=1日に必要なcal(熱量)2000kcal÷3食=約667kcal
1食当たり女性は約550kcal
1食当たり男性は約667kcal
今回の料理をどれくらい食べれるか考えると
女性=約550kcal÷約449.9kcal=約1.2枚
約550kcal-(約449.9kcal×約1.2枚)=残り10.1kcal
男性=約667kcal÷約449.9kcal=約1.4枚
約667kcal-(約449.9kcal×約1.4枚)=残り37.1kcal
となります。
本日は料理レシピのご紹介ブログでしたが、いかがだったでしょうか?
今回はストック料理のレシピを綴らせていただきましたが、cal(熱量)の計算をしてみて改めて揚げ物のcal(熱量)の高さに驚きました。
ダイエットの際に、ノンフライヤーや少量の油で揚げ焼きなどの手段は有効ということが解りました。
今回調べてみたりcal(熱量)計算することで、私もとても勉強になりました。
また最近私に関わってくれている大切な方々の体調がすぐれない人が多いため、料理を体調の良いときにストックしておくことで、短縮された時間で「少しでも体と心を休めて欲しい♪」そんな思いからご紹介させていただきました。
これからも、色々な役にたつ料理レシピを綴らせていただこうと思いますので、お付き合いいただけると幸いに存じます。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。