2020年6月12日に開設いたしました。まだまだ至らない点も多く、改善を行っていきますので、これから宜しくお願いいたします。

少ない材料で本格的な「バゲット風丸パン」作り方

料理レシピ

本日は「少ない材料で本格的な「バゲット風丸パン」作り方」をご紹介いたします。
今は新型コロナウイルスの影響で、お家時間が増えている方が多いかもしれません。
そんなとき、無性に焼きたてのパンが食べたくなるときってあったりしませんか?
私はお家時間が増えてしまい「焼きたてのパンが食べたい♪」そう思った日が何度もありました。
そんなとき物凄く役に立ったのが、今回のレシピとなっております。
パン作りって難しいイメージとかあったりしませんか?
実は簡単に少ない材料で作れるパンがあるのです。
それが「バゲット」です。
お家時間が増えている今、家族で自分の好きな形のパンを一緒に作る♪なんていうのも楽しいかもしれませんね♪
是非お試しいただけると幸いに存じます。
後半に「パンの詳細なcal(熱量)や栄養素等」などにつきましても、記載させていただこうと思います。
では早速、作り方のご説明をさせていただきます。

・【材料】(4個分)

・強力粉:400g
・イースト:2g
・塩:8g
・水:320g

※作る量を少なくする場合、材料を調整してください。
【例】全ての材料を1/2にすると約2個分作れる量になります。

・【作り方】

1.少し大きめのボウルに、強力粉(400g)・イースト(2g)・塩(8g)を入れてよく混ぜ合わせる。

2.1のボウルに、36℃位に温めた水を1/3ずつ入れながら3回に分けてよく混ぜ合わせる。
※1度に水を入れてしまうと、水分をよく吸った部分とそうでない部分に分かれてしまうため、3回に分けて水を入れて混ぜ合わせております。

3.全体にまとまりができるまでよく混ぜる。

※1つ失敗して崩れてしましました(^_^;)

4.3の状態になったらイーストに活性をもたらせるために、ボウルにラップをかけて常温で約30分放置する。

5.30分経ったらそのままラップをかけた状態で冷蔵庫に入れて、約8時間~12時間低温発酵させる。

6.約8時間~12時間後冷蔵庫から取り出す。

【発酵が進み膨らんでおりますね♪】

7.作業台にラップを敷く。
※ラップを敷くことで後片付けが楽になります。
8.ラップを敷いたところに、くっつき防止のために強力粉をふっておきます。

9.ボウルの生地を8に出したいのですが、そのままだと生地がベタついていて取りにくいため、ボウルと生地の隙間に強力粉を軽くふるい、ヘラ等を生地とボウルの隙間に入れて8の作業台の上に置く。

10.生地をお好みの大きさにヘラで切ります。
※私は4個分に分けました。
11.発酵で含んだ生地の空気を、なるべく抜かないように丸めます。
※まだ成形前なので適当で大丈夫です。

12.ぬらした布巾か、ぬらして固く絞ったキッチンペーパーを生地の上にかぶせる。

13.そのまま常温で約20分放置して発酵させます。
14.約20分後生地の上下をひっくり返して、なるべく生地の空気を抜かないように、軽く手で伸ばしす。

15.成形を丸くしたい場合は、イメージとして肉まんの皮のように、端を全て中央に寄せる感じで行うとふっくら仕上がります。

16.生地の綴じ目を下にするために、ひっくり返します。
17.オーブンの天板にクッキングシートを敷き、16の生地を載せる。
18.17の生地の上にぬらした布巾か、ぬらして固く絞ったキッチンペーパーを生地の上にかぶせ、そのまま約40分位常温で置き発酵させる。
19.オーブンを230℃に予熱しておく。
※我が家のオーブンは予熱に10分~15分かかるため、生地の発酵終了の10分~15分前に予熱を行います。
20.オーブンの予熱と生地の発酵40分が終わったら、オーブンの上段にいれて約8分焼く。

21.8分後下段に移し210℃で約12分~16分焼く。
22.オーブンから取り出し粗熱を取り完成です。

【油断して向きを変える作業を怠ったため、若干焦げてしまいました(^_^;)】

・バゲットの歴史や経緯について。

今回は少ない材料で本格的な「バゲット風丸パン」の作り方をご紹介いたしましたが、「バゲットの歴史」について「ところで、何気なく食べてるバゲットって、どういう歴史があるのかなぁ?」と疑問に思い調べてみましたのでお話させていただきます。
家族に作って食べてる時、お話のネタとして面白いかと思いますのでお付き合いいただけると幸いです。

・バゲットの歴史について。

バゲット(フランスパン)はフランスで生まれたパンなのですが、昔のフランスは土壌や気候の関係から、生産される小麦はグルテンの乏しいものが主であったため、他国のパンのようにふっくらとしたものを作ることが難しかったそうです。
そのため粘り気の少ない生地を使ってのパン作りが求められ、結果として硬い外皮とサクサクした中身を持つ独特のバケット(フランスパン)が生まれたそうです。
そんなバケット(フランスパン)の製法が、日本に伝えられたのは明治初頭1872年(明治5年)だそうです。

・バゲットから採れる栄養素について。

バゲット一食あたりには、下記の栄養素が含まれております。

三大栄養素 ミネラル ビタミン
タンパク質22.56g ナトリウム1488mg ビタミンE0.24mg
脂質3.12g カリウム264mg ビタミンB10.19mg
炭水化物138g カルシウム38.4mg ビタミンB20.12mg
   マグネシウム52.8mg ビタミンB60.1mg
   リン172.8mg ナイアシン2.64mg
   2.16mg 葉酸79.2μg
   亜鉛1.92mg パントテン酸1.08mg
   0.34mg ビオチン4.56μg
   マンガン0.94mg   
   セレン69.6μg   
   クロム2.4μg   
   モリブデン48μg   

※調理過程におけるビタミン・ミネラル含有量の損失については考慮されていません。

・バゲットのcal(熱量)について。

バゲット(4個分)のcal(熱量)

・強力粉:400g1464.0kcal
・イースト:2g6.3kcal
・塩:8g0.0kcal
・水:320g0.0kcal
 合計1470.3kcal

上記結果から、
・4個分当たりの総cal(熱量)数は約1470.3kcal
・1個分当たりの総cal(熱量)数は約367.5kcal
ということが解りました。
少しcal(熱量)が高めですよね…。

今回は一番シビアなcal(熱量)を基に、1食当たりのcal(熱量)数を考えてみます。
女性=1日に必要なcal(熱量)1650kcal÷3食=約550kcal
男性=1日に必要なcal(熱量)2000kcal÷3食=約667kcal
1食当たり女性は約550kcal
1食当たり男性は約667kcal

今回のバゲット1個とメイン料理を食べたと考えると
女性=約550kcal-約367.5kcal=残り約182.4kcal
となり約182.4kcalのメイン料理を食べられることになります。 

男性=約667kcal-約367.5kcal=残り約299.5kcal
となり約299.5kcalのメイン料理を食べられることになります。

本日は料理レシピのご紹介ブログでしたが、いかがだったでしょうか?
今回は作るのは簡単ですが、発酵に伴う待ち時間が合計約9時間30分と長いですが、その分味は本格的で美味しいパンが焼きあがります。
生地の発酵の過程なども、お子さんに見せてあげたら喜ぶかもしれませんし勉強にもなりますね♪
これからも、色々な役にたつ料理レシピを綴らせていただこうと思いますので、お付き合いいただけると幸いに存じます。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
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