2020年6月12日に開設いたしました。まだまだ至らない点も多く、改善を行っていきますので、これから宜しくお願いいたします。

「ちょっと待って!!」山間部移住前に知っていて欲しいこと。

精神疾患持ちが始める アーリーリタイヤ生活
本日も、私のブログを見て下さりありがとうございます。
リモートワークが定着してきて、何処ででも仕事ができるようになってきた昨今、山間部移住って魅力的に感じるかもしれません。
しかし実際山間部移住には沢山のデメリットも存在しております。
そんな「山間部に移住前に知っていて欲しいこと」について、実際に私が移住してみて感じたことを綴らせていただこうと思います。
実際に購入してしまったら後戻りはできなくなると思いますので、購入してしまって「こんなはずではなかった…」と後悔しないように、今回はデメリットのみのを簡潔にまとめた記載となっております。
家を購入するということは、中古住宅でも高額のお買い物なので、情報を公開することで少しでもお役に立てれば幸いに存じます。
では早速、表記につきまして綴らせていただきたいと思います。

・光熱費が高くなる。

山間部に住み「電気・ガス・水道」の請求書から料金体系を確認してみると、物流が発達していないせいか、電気・ガス・水道の料金が少し割高に感じます。
実際街中に住んでいたときには、節約対策に見合った成果が得られておりましたが、同じように行っても料金が割高になっていることもあり、効果が得ることができず逆に高額となってしまう月も多かったです。
また山間部ということもあり、冬場はマイナス気温で暖房費用がかなり掛かります。
「電気・ガス・灯油・薪」どれが一番コストパフォーマンスが良いか?なども模索しておりますが、毎日1日8時間暖房器具を付けることを考え計算してみると、結果は「どれも安くても約1万円費用が上がる」という結果になりました。
そのため山間部に移住をお考えの方は、光熱費が上がることを念頭にご検討をお願いいたします。

・維持費が掛かる。

中古住宅を購入した場合は維持費がかなり掛かります。
購入した家の築年数にもよりますが10年以上経過した住宅に関しては、修繕費用が掛かることが想定されます。
それは何故かというと、10年も経つと外壁や屋根・屋内設備等に経年劣化に伴う損傷が現れてくるためです。
我が家は築30年以上の住宅を安く購入しましたが、外壁から雨漏りがあったり、水道設備のパッキンが硬化してしまうことにより水漏れ・トイレのパッキンの硬化に伴う不具合・シャワーホースの故障など色々な修繕が必要な状態でした。
我が家はDIYにより自分で修理を行いましたが、専門業者に依頼した場合「出張費・材料費・技術料」などが追加されるため高額になってしまうと想定されます。
また別荘地を購入した場合は「管理費」も年間数万円掛かってきます。
山間部の安い中古住宅は良いようで実際住んでみると、色々な経費が掛かって「こんなはずではOrz」と私は感じました(^_^;)

・買い物が不便。

山間部あるあるかもしれませんが買い物に行くことがとにかく不便で、近くのスーパーやお店まで車で数十分は当たりまえだと思います。
ちなみに私が住んでいるところは、近くに自動販売機なんてありませんOrz
ですが管理センターがしっかりしているため、コンビニは徒歩20分圏内に1箇所だけ存在しております。
今は家に駐車場が無く公共公共機関を使用して買い物に行きますが、片道1時間 交通費830円往復1,660円のバスでの移動なのですが、バスの本数が少ないため買い物終了後何十分も待つことも時間帯によってはあります。
またスーパーも少ないため、競合店が居ないことにより価格帯も結構高額だったりします。
そのため自家用車の場合もガソリン代も自ずと高くなってしまいます。
そんな高額な交通費・高いスーパーなどの絡みで食費も高額となります。
移住の際には「食費が上がること・食材を買いに行く時間が掛かること」を念頭にご検討をお願いいたします。

・病院への通院が過酷。

定期通院が必要な方は、病院へ通うことが大変過酷なものとなります。
理由は「病院が少ないこと」にあります。
病院は少ないし、あったとしても車で何十分掛かるかわかりません。
口コミが良かったりする病院は、もっと遠くにあるパターンが多いです(^_^;)
私の場合バスでの移動となるため一番近くの病院まで1時間以上、バスの本数が少ないため行きは良いのですが、帰りが何時間待ちになるのか解らないため、恐ろしすぎて病院を変えることができずにおります(^_^;)
通い慣れた病院までは片道2時間30分掛かりますが、通い慣れた病院に行くことが私には一番に感じます。
そのため今通っている病院の近くに、少し高くても家を購入することが一番良いと私は感じております。
「良い病院が見つからない・通うのが遠いため辛い」そんな状況も念頭においてご検討を宜しくお願いします。

・公共交通機関が少ない。

山間部は公共交通機関が少なく不便です。
私が住んでいるところはバスが走っており、バス停も徒歩8分位のところにあるため恵まれております。
しかし街中へ行けるバスは一日3本となっております。
その他は別荘地内循環バスですが、あるだけありがたいと思っております。
山間部ってバスも走っていないところもあるようですので住む前に「公共交通機関があるか?」「本数は一日どれくらいあるか?」などは調べてから購入をオススメいたします。
公共交通機関も無く、自家用車もない場合本当に地獄をみると思います(^_^;)

・出前なんて幻想になる。

時々無性にジャンクフードって食べたくなりませんか?
私は時々食べたくなってしまいます。
しかし山間部には出前なんていうものは存在してないと考えてくださいOrz
理由は配達圏内に飲食店が存在しないことにあります。
そのため出前はおろか、買いに行くのもかなりの道のりとなっております。
私が街中から山間部に移住して一番悲しかったことは、出前が食べられなくなったことでした(´TωT`)
そのため山間部移住の際は、ジャンクフードは食べれなくなる覚悟で移住を考えた方が良いと思います。

・必ず交通手段が必要になる。

上記内でも記載させていただきましたが、公共交通機関もしくは自家用車などは必ず必要になります。
ないと食料品調達はおろか、病院へも通えないなど生活基盤の崩壊へと繋がります。
また公共交通機関の交通費が高額になること・自家用車のガソリン代が高くなることも合わせて念頭に移住をお考えください。

・仕事が少ない。

「山間部へ移住すれば最悪農業とかの仕事はあるかな♪」なんて考えておりませんか?
実際山間部には、ほぼ仕事はありません。
理由はお店が無いこと、農家も家族経営のところが多いため人を募集していないことにあると思います。
そのため山間部へ移住して仕事を探そうとしても、あるのは街中ばかりのため通勤時間がかなりかかると思います。
完全にリモートワークでの仕事のみで良いなら困りませんが、仮に月に1度でも通勤が発生するなら、通勤に時間が掛かってしまうことや、公共交通機関のみの通勤の場合、最終が早いため帰宅難民になることも想定されます。
山間部には仕事がないことや、通勤時間に物凄く時間が掛かり労力が必要なことも念頭にご検討をお願いいたします。

本日は、「ちょっと待って!!」山間部移住前に知っていて欲しいこと。」について綴らせていただきましたがいかがだったでしょうか?
現在はコロナウイルスにより、経済は悪化の一途をたどっているため、安い中古住宅のある山間部移住って憧れがあるかもしれません。
しかし実際どんなことにもデメリットは存在します。
そんなマイナスなことではありますが、実際に住んでみて感じたデメリットをお伝えすることで「少しでもお役に立てれば良いなぁ…。」そんな気持ちで綴らせていただきました。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。


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