炊飯器でおふくろの味!?「肉じゃが」の作り方

本日は「炊飯器でおふくろの味!?「肉じゃが」を作る方法をご紹介いたします。
ときどきお母さんの肉じゃがって懐かしく思ったり、「久しぶりに食べたいなぁ～。」なんて思うことってありませんか？
けど実際ガスで肉じゃがを作ろうと思うと、煮込み時間が長かったり、煮込んでいる間に焦げないように、ずっとガスの前に居ないといけなかったりで大変ですよね…。
今回はそんな肉じゃがを、切って⇒材料を入れて⇒スイッチを押すだけ♪の簡単なステップで作成できる料理となっております。
そのため「今日は疲れてて料理がしんどいなぁ…。」や「今日の料理どうしょう…。」・「料理しないといけないけど時間がないよ…。」そんな時にオススメなレシピとなっております。
炊飯1回で作ることができ、短時間で味が染みて美味しい、そんな料理となっております。
手軽に作れますので、良かったらお試しいただけると幸いに存じます。
また今回は「肉じゃがについての歴史等」につきましても、後半記載させていただこうと思います。
では早速、作り方のご説明をさせていただきます。

・【材料】(2人分)

・豚こま肉(お好みの肉でOKです。)	：100g
・玉ねぎ	：中1/2個(130g)
・人参	：中1本(100g)
・じゃがいも	：大4個(400g)
・水	：350ml
・顆粒和風だし	：小さじ2/3(2g)
・さけ	：大さじ1と1/2
・みりん	：大さじ1と1/2
・砂糖	：大さじ2
・醤油	：大さじ2と1/2

※作る量を少なくする場合、材料を調整してください。
【例】全ての材料を1/2にすると約1人分作れる量になります。

・【下ごしらえ】

・【材料をすべて切っておく。】

１．お肉をひと口大に切る。
２．玉ねぎを大きめに切る。
３．人参を大きめに切る。
４．じゃがいもを大きめに切る。
※野菜は溶けて小さくなってしまうため、かなり大きめの方が良いです。
　また、人参・じゃがいもの皮むきは不要です。汚れだけ綺麗に落としてください。
人参の皮に含まれるおもな栄養は＝ビタミンA・カリウム・食物繊維・カロテン・ポリフェノール
じゃがいもの皮に含まれるおもな栄養は＝鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB6およびビタミンC
５．水(350ml)と全ての調味料(顆粒和風だし小さじ2/3(2g)・さけ大さじ1と1/2・みりん大さじ1と1/2・砂糖大さじ2・醤油大さじ2と1/2)を容器等に入れてよく混ぜ合わせる。

・【作り方】

１．炊飯器に切ったお肉・全ての野菜を入れる。
※野菜は適当に入れてOKですが、お肉は固まったまま入れてしまうと、そのままの固りの状態で剥がれなくなることがあるため、なるべく1枚ずつ広げて入れてください。

２．下ごしらえ5の水と調味料全てを混ぜ合わせた物を炊飯器にを入れる。

３．蓋をして早炊きモードで炊飯する。
※炊飯開始後、物凄い水蒸気が出るため、炊飯台がスライド棚の場合は、スライド棚を全開に引き出し、スライド棚ではない場合、上部に木材等腐食の可能性があるものがある場合、炊飯器と腐食懸念物の距離をおく等の対策をお願いします。

４．炊飯終了後、蓋を開けて野菜の向きを変えるように混ぜる。
※鉄のおたまは、炊飯器のテフロン加工を傷つけてしまうため、プラスチック等傷がつきにくい素材の物で混ぜてください。

５．蓋を閉めて保温状態で約5分煮込む。
７．５分後蓋をあけて器に盛り付けて完成です。

・注意点のおさらいについて。

・野菜煮崩れるため大きめに切りましょう。
・面倒ですが、お肉はなるべく1枚ずつ広げて入れてください。
・炊飯中、凄い水蒸気が出るため、木材などの腐食物を避けよう。
・混ぜるときは、炊飯釜のテフロンが傷つかない材質の物を使おう。
・調理終了後は、内蓋の汚れも掃除してください。次にご飯を炊いた時に臭が残ってしまうため。

・肉じゃがについての歴史や経緯について。

今回は「炊飯器でおふくろの味!?「肉じゃが」の作り方をご紹介いたしましたが、「肉じゃがの歴史」について「ところで、何気なく食べてる肉じゃがって、どういう歴史があるのかなぁ？」と疑問に思い調べてみましたのでお話させていただきます。
家族に作って食べてる時、お話のネタとして面白いかと思いますのでお付き合いいただけると幸いです。

・肉じゃがの歴史(都市伝説)について。

肉じゃがと聞くとおふくろの味♪なんて思うかもしれませんが、元々は東郷平八郎が広めたなんて都市伝説が有名だそうです。
イギリスに留学していた東郷平八郎が留学先で食べたビーフシチューが忘れられなくて、日本に帰国後に艦上食として作らせたが、命じられた料理長はビーフシチューを知らず、東郷の話からイメージして醤油と砂糖を使って作ったのが肉じゃがのルーツという都市伝説らしいです。
都市伝説ということで有名なこの言葉「信じるか信じないかはあなた次第です！」で締めさせていただきます。

・肉じゃがから採れる栄養素について。

肉じゃが一食あたりには、下記の栄養素が含まれております。

三大栄養素			ミネラル			ビタミン
タンパク質	5.28g		ナトリウム	525.75mg		ビタミンA	6.22μg
脂質	7.33g		カリウム	410.05mg		ビタミンC	27.68mg
炭水化物	19.35g		カルシウム	11.07mg		ビタミンD	0.09μg
			マグネシウム	25.46mg		ビタミンE	0.27mg
			リン	79.87mg		ビタミンK	3.8μg
			鉄	0.82mg		ビタミンB1	0.08mg
			亜鉛	0.93mg		ビタミンB2	0.07mg
			銅	0.09mg		ビタミンB6	0.25mg
			マンガン	0.12mg		ビタミンB12	0.31μg
			ヨウ素	0.35μg		ナイアシン	1.93mg
			セレン	1.21μg		葉酸	23.75μg
			クロム	3.76μg		パントテン	0.53mg
			モリブデン	7.85μg		ビオチン	1.62μg

※調理過程におけるビタミン・ミネラル含有量の損失については考慮されていません。

・肉じゃがのcal(熱量)について。

肉じゃが(2人分)のcal(熱量)

・豚こま肉(お好みの肉でOKです。)	：100g	236.0kcal
・玉ねぎ	：中1/2個(130g)	48.1kcal
・人参	：中1本(100g)	37.0kcal
・じゃがいも	：大4個(400g)	304.0kcal
・水	：350ml	0.0kcal
・顆粒和風だし	：小さじ2/3(2g)	4.4kcal
・さけ	：大さじ1と1/2	24.0kcal
・みりん	：大さじ1と1/2	66.0kcal
・砂糖	：大さじ2	70.0kcal
・醤油	：大さじ2と1/2	32.5kcal
	合計	822.0kcal

上記結果から、
・2人分当たりの総cal(熱量)数は約822.0kcal
・1人分当たりの総cal(熱量)数は約411.0kcal
ということが解りました。
意外にcal(熱量)が高めですね…。

今回は一番シビアなcal(熱量)を基に、1食当たりのcal(熱量)数を考えてみます。
女性＝1日に必要なcal(熱量)1650kcal÷3食＝約550kcal
男性＝1日に必要なcal(熱量)2000kcal÷3食＝約667kcal
1食当たり女性は約550kcal
1食当たり男性は約667kcal

今回の料理と、ご飯を食べると想定すると
女性＝約550kcal－約411.0kcal＝約139.0kcal
ご飯が100g＝168kcalと考えると
(約139.0kcal÷168kcal)×100＝約82.7g
となり約82.7gのご飯が食べれることになります。

男性＝約667kcal－約411.0kcal＝約256.0kcal
ご飯が100g＝168kcalと考えると
(約256.0kcal÷168kcal)×100＝約152.4g
となり約152.4gのご飯が食べれることになります。
ん…ご飯の食べれる量が少ないためダイエット向きではない料理かもしれませんね…。

本日も料理レシピのご紹介ブログでしたが、いかがだったでしょうか？
最近私に関わってくれている大切な方々の体調がすぐれない人が多く「時短」・「簡単」・「節約」と三拍子揃った楽な料理を紹介することで、短縮された時間で「少しでも体と心を休めて欲しい♪」そんな思いからご紹介させていただきました。
これからも、色々な役にたつ料理レシピを綴らせていただこうと思いますので、お付き合いいただけると幸いに存じます。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。