2020年6月12日に開設いたしました。まだまだ至らない点も多く、改善を行っていきますので、これから宜しくお願いいたします。

時短!?炊飯器にお任せ♪「簡単カレー」作り方

料理レシピ

本日は「炊飯器にお任せで簡単カレー」を作る方法をご紹介いたします。
「今日は疲れてて料理がしんどいなぁ…。」や「今日の料理どうしょう…。」・「料理しないといけないけど時間がないよ…。」そんな時にオススメなレシピとなっております。
炊飯1回で作ることができ、短時間で味が染みて美味しい、そんな料理となっております。
手軽に作れますので、良かったらお試しいただけると幸いに存じます。
また今回は「カレーについての歴史等」につきましても、後半記載させていただこうと思います。
では早速、作り方のご説明をさせていただきます。

・【材料】(5皿~6皿分)

・肉(お好みの肉でOKです。):90g
・玉ねぎ:中1個
・人参:中1/2本
・じゃがいも:大1個
・キャベツ
※キャベツが痛みかけてたので入れてみました。
:小1/4個
・水:750ml
・カレーのルウ:1/2箱

※基本的な材料や分量は、使うカレールウに記載の分量をお使いください。

・【下ごしらえ】

・【材料をすべて切っておく。】

1.お肉をひと口大に切る。
2.玉ねぎを大きめに切る。
3.人参を大きめに切る。
4.じゃがいもを大きめに切る。
今回キャベツも使っておりますが、基本的に不要です。
※野菜は溶けて小さくなってしまうため、かなり大きめの方が良いです。
 また、人参・じゃがいもの皮むきは不要です。汚れだけ綺麗に落としてください。

人参の皮に含まれるおもな栄養は=ビタミンA・カリウム・食物繊維・カロテン・ポリフェノール
じゃがいもの皮に含まれるおもな栄養は=鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンB6およびビタミンC

・【作り方】

1.炊飯器に切ったお肉・全ての野菜を入れる。
※野菜は適当に入れてOKですが、お肉は固まったまま入れてしまうと、そのままの固りの状態で剥がれなくなることがあるため、なるべく1枚ずつ広げて入れてください。

2.使用するカレールウ規定の水を入れる。
※私の使ったカレールウの規定は750mlでした。

3.蓋をして早炊きモードで炊飯する。
※炊飯開始後、物凄い水蒸気が出るため、炊飯台がスライド棚の場合は、スライド棚を全開に引き出し、スライド棚ではない場合、上部に木材等腐食の可能性があるものがある場合、炊飯器と腐食懸念物の距離をおく等の対策をお願いします。

4.炊飯終了後、蓋を開けてカレールウを入れる。

【炊飯終了後は、こんな感じになっています。】
【水位が1合分約180ml減っていてビックリしました。】
カレールウは細かく切らなくてOKです。】

5.野菜が崩れてしまうかも知れませんが、気にせずおたま等でよく混ぜる。
※鉄のおたまは、炊飯器のテフロン加工を傷つけてしまうため、プラスチック等傷がつきにくい素材の物で混ぜてください。

6.味見をして味が濃すぎないか確認する。
※味が濃い場合は、味見をしながら水を追加してください。
7.炊飯器の蓋をして、保温状態で食べる時間まで放置する。
実験的に1時間~2時間保温放置で様子をみましたが、味の変化もなく美味しく食べることができました♪
家族が遅い時間に帰ってきても、暖かいカレーを食べさせてあげれますね♪

7.後は好きな時間にお皿に盛り完成です。

・注意点のおさらいについて。

・野菜煮崩れるため大きめに切りましょう。
・面倒ですが、お肉はなるべく1枚ずつ広げて入れてください。
・炊飯中、凄い水蒸気が出るため、木材などの腐食物を避けよう。
・カレーを混ぜるときは、炊飯釜のテフロンが傷つかない材質の物を使おう。
・カレールウや炊飯器の性能に差があるため、味見をして濃いなら水で調整しよう。

調理終了後は、内蓋の汚れも掃除してください。次にご飯を炊いた時に臭が残ってしまうため。

・カレーについての歴史・現在のカレーになった経緯について。

今回は「炊飯器にお任せで簡単カレー」の作り方をご紹介いたしましたが、「カレーの歴史」について「ところで、何気なく食べてるカレーって、どういう歴史があるのかなぁ?」と疑問に思い調べてみましたのでお話させていただきます。
家族に作って食べてる時、お話のネタとして面白いかと思いますのでお付き合いいただけると幸いです。

・カレーの歴史について。

カレーは誰もが知っているとおり、インドの伝統的な料理です。
しかしインドには元々、料理の名前としてのカレー(curry)という言葉は存在していなかったそうです。
「curry」という言葉の語源にはいくつかの説があり、特に有名な説は次の2つになるそうです。
1つめは、タミール語で「ご飯にかけるタレ状のもの」という意味の「カリ(kari)」という言葉を、西洋人が料理の名前と勘違いしたという説。
2つめは、ヒンディー語で「香りの良いもの」「美味しいもの」という意味の「ターカリー(turcarri)」という言葉を、これもやはり西洋人が料理の名前と勘違いしたという説です。
他にも様々な説があるそうですが、どの説が正しいのか、はっきりしたことはまだ分かっていないそうです。
しかし、料理の名前としての「curry」という言葉は、西洋人が初めて使い始めたのは間違いないそうです。

・現在日本で食べられているカレーになった経緯は?

カレーの大本をたどるとインドに行き着くというのは間違っていないのですが、現在の日本のカレーの起源はというと、インドから直接伝わったのではなく、イギリスを一度挟む形になります。
インドには「カレー粉」というものは存在しません。
これは、インドからイギリスにカレーが伝わった際に、いちいちスパイスの配合をしなくてはいけないという手間を省くために作られたものです。
そしていつしかそのカレー粉に「小麦粉」が加えられて、とろみを増したカレーが生まれます。
このイギリスで生まれたカレー粉が日本へと入ってきたのは明治時代で、1873年(明治5年)に「西洋料理指南」という本で紹介されたのが最初と言われています。
その後日本の一般家庭にカレーが広まるのは、意外なことに日本海軍が軍隊食として取り入れたのがきっかけだそうです。
役を終えた兵士たちが家庭へと帰り、家族にカレーの作り方を教えたことで一般家庭でもカレーが作られるようになったそうです。
そして明治36年には、それまで輸入するだけだったカレー粉でしたが、初めて国産で作られるようになり発売されたそうです。
このあたりから完全にカレーは日本の食卓に定着したということが解りました。
調べた結果、毎日何気なく食べているものにも、色々な歴史があり調べることで、その料理に対して食べるとき考え深いものとなりました。

・カレーから採れる栄養素について。

カレー一食あたりには、下記の栄養素が含まれております。

三大栄養素 ミネラル ビタミン
タンパク質21.03g ナトリウム1576.05mg ビタミンA277.42μg
脂質26.51g カリウム777.54mg ビタミンC27.8mg
炭水化物129.17g カルシウム57.21mg ビタミンD0.14μg
   マグネシウム59.38mg ビタミンE2.1mg
   リン273.29mg ビタミンK19.88μg
   1.89mg ビタミンB10.54mg
   亜鉛3.58mg ビタミンB20.27mg
   0.47mg ビタミンB60.47mg
   マンガン1.22mg ビタミンB120.27μg
   ヨウ素1.28μg ナイアシン4.53mg
   セレン3.99μg 葉酸41.25μg
   クロム3.72μg パントテン1.96mg
   モリブデン83.12μg ビオチン3.11μg

※調理過程におけるビタミン・ミネラル含有量の損失については考慮されていません。

・カレーのcal(熱量)について。

カレー(5皿~6皿分)のcal(熱量)

・豚こま肉:90g212.4kcal 
・玉ねぎ:中1個65.0kcal 
・人参:中1/2本27.0kcal
・じゃがいも:大1個137.0kcal
・キャベツ:小1/4個58.8kcal
・水:750ml0.0kcal
・カレーのルウ:1/2箱256.0kcal
 合計756.2kcal

上記結果から、
・5皿(シビアな設定にします)分当たりの総cal(熱量)数は約756.2kcal
・1皿分当たりの総cal(熱量)数は約151.2kcal
ということが解りました。
意外にcal(熱量)が低めですね♪

今回は一番シビアなcal(熱量)を基に、1食当たりのcal(熱量)数を考えてみます。
女性=1日に必要なcal(熱量)1650kcal÷3食=約550kcal
男性=1日に必要なcal(熱量)2000kcal÷3食=約667kcal
1食当たり女性は約550kcal
1食当たり男性は約667kcal

今回の料理と、ご飯を食べると想定すると
女性=約550kcal-約151.2kcal=約398.8kcal
ご飯が100g=168kcalと考えると
(約398.8kcal÷168kcal)×100=約237.3g
となり約237.3gのご飯が食べれることになります。

男性=約667kcal-約151.2kcal=約515.8kcal
ご飯が100g=168kcalと考えると
(約515.8kcal÷168kcal)×100=約307.0g
となり約307.0gのご飯が食べれることになります。

本日も料理レシピのご紹介ブログでしたが、いかがだったでしょうか?
最近梅雨のせいか、私に関わってくれている大切な方々の体調がすぐれない人が多く「時短」・「簡単」・「節約」と三拍子揃った楽な料理を紹介することで、短縮された時間で「少しでも体と心を休めて欲しい♪」そんな思いからご紹介させていただきました。
これからも、色々な役にたつ料理レシピを綴らせていただこうと思いますので、お付き合いいただけると幸いに存じます。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。

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