2020年6月12日に開設いたしました。まだまだ至らない点も多く、改善を行っていきますので、これから宜しくお願いいたします。

どれが正しいの!?「引越しにかかる費用の適正価格を知る方法」

精神疾患持ちが始める アーリーリタイヤ生活
最近引越しをしなくてはいけない状況になってしまい、引越し業者へ何社か見積もりを依頼したのですが「どの会社が適正価格か解らないorz」そんな状況になって困ってしまったため、本日は自分で概算金額を出し適正価格を知る方法を記載させていただきます。
これから引越しをしないといけない人も居るかと思いますので、少しでも参考になったら幸せに存じます。
※前半は金額が概算適正金額として使えるかどうかの検証のため、お急ぎの方は目次の「今回のまとめ」までスキップをお願いいたします。
では早速本題に入ります。

・引越し費用算出の考え方について。

まず引越し費用算出に関して、基本的な考え方といたしましては、国交省積算基準に基づき算出させていただきます。
あくまで概算ですので参考程度で考えていただけると幸いに存じます。
概算適正金額を算出するに当たり必要となるのは、
・人件費
・車両費
・諸経費
・消費税
上記4点が解れば概算適正金額も算出できると思います。

・労務費に関して。

労務費に関しましては、令和2 年2 月 14日に通達がありました「令和2年3月から適用する公共工事設計労務単価について」を基に積算致します。
基本的には毎年改訂があるため、概算として使用できる期間に関しましては、令和2年3月~令和3年2月迄と考えられます。
労務費の構成といたしましては、次の①~④で構成されております。
① 基本給相当額
② 基準内手当(当該職種の通常の作業条件及び作業内容の労働に対する手当)
③ 臨時の給与(賞与等)
④ 実物給与 (食事の支給等)

公共工事設計
労務単価
基本給
相当額
基準内
手当
臨時の
給与
実物給与
   ( 所定労働時間内8時間当たり) ( 所定労働日数1日当たり)

労務単価に含まれない賃金、手当、経費は、次の①~③となっております。
① 時間外、休日及び深夜の労働についての割増賃金
② 各職種の通常の作業条件又は作業内容を超えた労働に対する手当
③ 現場管理費(法定福利費(事業主負担分)、研修訓練等に要する費用等)及び一般
管理費等の諸経費
例えば、交通誘導警備員A、Bの単価については、警備会社に必要な諸経
費(現場管理費及び一般管理費等)は、含まれていない。
そのため8時間で終わらないことが予想されるときは、別途費用を計上する必要があります。

・車両費・諸経費・消費税に関して。

次は車両費・諸経費・消費税に関しましては、車両は自社所有のため恐らく費用は計上されておらず、その他の燃料費や有料道路の費用のみがかかると思われます。
諸経費に関しましては、8時間を超えない限り構成で含まれている①~④以外はかからないと思います。
消費税に関しましては、現在令和2年8月7日現在10%となっておりますので、そのまま10%と考えます。

・算出するための計算式について。

計算式に関しましては上記を基に

  人件費
時間/円
x 時間
(移動時間+積卸し)
人件費        
  移動距離(Km) ÷ 燃料基準値(km/L) = 必要燃料数(L)        
  レギュラー
ガソリン
x 必要燃料数(L) = ②必要
燃料費
       
  高速料金
(片道)
x 回数 = ③交通費        
( ①人件費
合計
②必要燃料費 ③交通費 )+ 消費税 合計

で概算適正金額が解ると思いますので上記式に数字を当てはめていきます。

・①人件費合計ついて。

人件費(時間/円)に関しては「令和2年3月から適用する公共工事設計労務単価について」の普通作業員の金額を採用して、地域は参考で関東地方の平均単価を採用し20,478円を基準として、8時間で20,478円のため8で割、時間当たりに換算し直して2,560円といたします。
移動時間はカーナビ等の時間の往復を採用し2時間30分×往復で5時間、積卸しに関しては今回少量のため積み込み1時間・積み下ろし1時間として考え合計7時間とし普通作業員は2名といたします。

2,560円x7時間=17,918円
17,918円x2名=35,837円

となり①人件費合計金額は35,837円となりました。

・②必要燃料費について。

車両に関しましては4tトラック1台とし、走行距離は往復234kmとし、燃料基準値(km/L)は国土交通省発表の数値8.2km/Lとし、ガソリンの単価は全国平均単価を採用し125.8円として考えます。

234km÷8.2km/L=28.54L
125.8円x28.54L=3,590円

となり②必要燃料費合計金額は3,590円となりました。

・③交通費について。

交通費につきましては、今回往復234kmもあるため高速道路を使用すると考えます。
金額についてはカーナビ等の予想金額を採用し片道3,450円と考えます。

3,540円x2回=7,080円

となり③交通費合計金額は7,080円となりました。

・概算適正金額合計について。

概算合計金額につきましては、

(35,837円3,590円7,080円)+4,651円51,157円

となり概算適正金額合計は51,157円となりました。

・2社見積もり価格について。

では問題の見積もり価格につきましては、仮にA社さんとB社さんといたします。
最初に回答があったA社さんは58,000円で、その数日後にB社さんから5,0000円との回答がありました。
今回私の概算適正金額は51,157円だったため、
A社さんは差額 6,843円 誤差 約13.37%
B社さんは差額-1,157円 誤差 約 2.26%
平均誤差 約7.82%という結果になりました。
意外に近い数値であったため概算適正金額として使えると思いました。

・今回のまとめ。

上記結果から概算適正金額として計算式を使えることが解ったため、引越しする方が参考金額を簡単にできるようにまとめます。
オレンジで塗りつぶしてある箇所を引越しする方の該当内容に変更していただくと、概算金額を計算できることができます。
※自動計算にできなくて申し訳ございません…。

人件費(時間/円) x 時間
(移動時間+積卸し)
= 人件費        
2,560円 x カーナビ等の移動時間往復を入力。積卸しは大体の概算時間。 = ★同じ金額        
人件費 x 人数 = ①人件費合計        
★同じ金額 x 荷物量により概算で考えられる人数を入力。 =          
移動距離(Km) ÷ 燃料基準値(km/L) = 必要燃料数(L)        
カーナビ等の距離往復を入力。 ÷ 8.2 = ●同じ数値        
レギュラー
ガソリン
x 必要燃料数(L) = ②必要燃料費        
125.8 x ●同じ数値 =          
高速料金
(片道)
x 回数 = ③交通費        
カーナビ等の概算金額を入力。 x 2 =          
                 
①人件費合計 ②必要燃料費 ③交通費 )+ 消費税 合計
上記で出た金額を各々へ入力。 上記で出た金額を各々へ入力。 上記で出た金額を各々へ入力。 )+    
本日は最近私が困ったことに関して、検証してみたことをまとめてみましたがいかがだったでしょうか?
概算参考価格ということで、あくまで正解の金額ではございませんが、これから引越しなどがある方の参考として、少しでもお役に立てたなら幸せに存じます。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。
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