本日は、最近私がアーリーリタイヤ(早期退職)を目指すうえで、頭を悩ませている「ご飯は炊いたあと、そのまま保温すべきか?」「それとも炊き上がり後すぐ保温を切り、ラップで包み食べる時に電子レンジで温め直した方が良いのか?」という疑問です。
そのため今回は「炊飯器そのまま保温VS電子レンジで温め!?」ということにスポットを当てて、色々比較していきたいと思います。
・電気使用料金を算出するための計算式について。
電気使用料金を算出方法は、
まず、利用した時間あたりの電力量(Wh:ワットアワー) を求めます。
消費電力(W) x 時間(h) = 電力量(Wh)
次に、算出した時間あたりの電力量(Wh) を kWh(キロワットアワー) に変換します。
Wh ÷ 1000 = kWh
最後に、算出した kWh(キロワットアワー) に 1kWh 単価を掛け算し電気料金を算出します。
kWh x 1kWh単価(円) = 電気料金(円)
となります。
・炊飯1回にかかる電気料金について。
上記計算式を当てはめて炊飯1回に掛かる電気料金を求めます。
※消費電力及び炊飯時間については、現在我が家で使用している炊飯器のデータを当てはめさせていたただき、1kWh単価(円)については全国家庭電気製品公正取引協議会で定めている単価を基に、計算させていただきます。
消費電力(W) | x | 時間(h) | = | 電力量(Wh) |
640W | x | 0.80h | = | 512.0Wh |
電力量(Wh) | ÷ | 1000 | = | kWh |
512.0Wh | ÷ | 1000 | = | 0.51kWh |
kWh | x | 1kWh単価(円) | = | 電気料金(円) |
0.51kWh | x | 27円 | = | 14円 |
消費電力640W・炊飯時間50分の炊飯1回当たり約14円ということが解りました。
・電子レンジで温めなおすのにかかる電気料金について。
次に一度に大量に炊き、電子レンジで温めなおすのに掛かる電気料金を計算してみます。
※消費電力及び温め直しの時間については、現在我が家で使用しているオーブンレンジのデータを当てはめさせていたただきます。
消費電力(W) | x | 時間(h) | = | 電力量(Wh) |
500W | x | 0.08h | = | 37.5Wh |
電力量(Wh) | ÷ | 1000 | = | kWh |
37.5Wh | ÷ | 1000 | = | 0.04kWh |
kWh | x | 1kWh単価(円) | = | 電気料金(円) |
0.04kWh | x | 27円 | = | 約1円 |
消費電力500W・温め直しの時間7分30秒の電気料金は約1円ということが解りました。
・比較・検討について。
我が家は1度に4合炊き、その日に1/3を食べて残りの2/3は冷凍保存して、都度温めて使っておりました。
そのため3回の炊飯に掛かる金額は
炊飯1回当たり約14円+(温め直しの時間7分30秒の電気料金は約1円×2回)=約16円
上記結果から3回の炊飯に掛かる金額は約16円ということが解りました。
次は食べる都度炊く場合に掛かる電気料金を計算してみます。
炊飯時間50分の炊飯1回あたり約14円×3回=約42円
上記結果から3回の炊飯に掛かる金額は約42円ということが解りました。
・結果と差額について。
結果都度炊いて食べる場合約42円-温め直して食べる場合約16円=約26円
という結果になるため、1度大量に炊き3回に分けて使う方が約26円安いということが解りました。
やはり大量に炊き、温め直して使うの方が面倒ですけど安いのですね…。
・参考データ
参考データなのですが、3日間保温した場合の電気料金を計算してみます。
※保温時平均電力使用量(1時間当たり)14.8Wで保温時間は72時間で計算してみます。
消費電力(W) | x | 時間(h) | = | 電力量(Wh) |
14.8W | x | 72h | = | 1065.6Wh |
電力量(Wh) | ÷ | 1000 | = | kWh |
1065.6Wh | ÷ | 1000 | = | 1.07kWh |
kWh | x | 1kWh単価(円) | = | 電気料金(円) |
1.07kWh | x | 27円 | = | 約29円 |
保温時消費電力14.8W・保温時間72時間の電気料金は約29円かかるそうです。
お米もカピカピになってしまうため、あり得ない計算なのですが
炊飯時間50分の炊飯1回当たり約14円+保温時間72時間の電気料金約29円=約43円
炊飯1回・3日間保温の場合約43円-温め直しで3回当たり約16円=約27円
という結果となり、やはり1度に大量に炊いて、分けて温め直す方が約27円安いことが解りました。
・年間に掛かる金額算出。
次は年間各方法がいくら掛かるのか計算してみます。
食べる都度炊く場合は
炊飯時間50分の炊飯1回当たり約14円×365日=約5110円
1度に大量に炊き温めなおす場合
3回の炊飯に掛かる金額約16円×(365日÷3)=約1947円
約5110-約1947円=約3163円
上記の結果から
1度に大量に炊いて、分けて温め直す方は年間約3163円安いことが解りました。
・ご飯の賞味期限について。
次はご飯の賞味期限について綴らせていただきます。
常温保存=約6時間~1日
冷蔵保存=約2日~3日程度
冷凍保存=約1ヶ月程度
やはり冷凍することで長期保存できるため経済的ですね♪
・ご飯を冷凍保存するメリットについて。
次はご飯を冷凍保存するメリットについて綴らせていただきます。
・約1ヶ月の長期保存が可能となる。
・炊きたての風味を損なうことなく保存できる。
・まとめて炊いて保存ができるため経済的。
・食べたい時に約8分程度で、すぐに食べることができる。
・ご飯を冷凍保存するデメリットについて。
次はご飯を冷凍保存するデメリットについて綴らせていただきます。
・ラップや保存容器のお金が掛かる。
・ラップや容器に移し替えるのが面倒。
・ラップの場合ゴミが増える。
・ご飯を美味しく冷凍する方法。
参考に我が家のご飯の冷凍方法を綴らせていただきます。
1.炊き上がったご飯のその日に使わない分を、炊き上がりと同時に広げたラップの上に置く。
2.ラップの上のご飯を、しゃもじで優しく薄めに広げる。
※早く冷やした方が、美味しさを維持できます。
3.熱が冷めるまで放置する。
4.ご飯が冷えたらラップで包む。
※この時ラップの両サイドのご飯を折り返して厚みを出します。
5.冷凍庫に入れて終了です。
・冷凍ご飯の美味しい温め方について。
参考に我が家のご飯の温め方を綴らせていただきます。
1.ラップに包んだご飯(1.5合)を、そのまま電子レンジ500Wで4分温める。
※1及び3は少ない量のときは、半分の時間で大丈夫です。
2.1度電子レンジから取り出し、ラップを少し剥がし少量の水をご飯にかける。
※冷凍して飛んでしまった水分を戻す作業となります。
3.再びラップをかぶせて、電子レンジ500Wで3分30秒温める。
4.ご飯茶碗によそい、ほぐして出来上がりです。
※かなり熱くなってますので火傷に注意してくださいね。
本日は、光熱費を節約するために「炊飯器そのまま保温と、電子レンジで温めどちらがお得か?」について綴らせていただきましたがいかがだったでしょうか?
現在はコロナウイルスにより、経済は悪化の一途をたどっているため、光熱費を少しでも節約できる情報を綴ることで「少しでもお役に立てれば良いなぁ…。」そんな気持ちで綴らせていただきました。
では本日も、最後までブログを読んでいただきありがとうございました。